STEMを気軽に体験できる絵本シリーズが誕生したよ。かんたんにできて楽しい実験や工作、クイズやパズルなどを体験しながら、STEMのチカラを伸ばしていけるのがこのシリーズなんだ。漢字には全部ふりがながついているので、漢字が苦手な子でも安心して読むことができる。気になる本があったらキミもさっそく体験してみよう!
監修:ガリレオ工房 著者:コリン スチュアート A4変形判/80ページ/定価:本体2,000円+税
ISBN:978-4-416-61824-0
監修:ガリレオ工房 著者:ニック アーノルド A4変形判/80ページ/定価:本体2,000円+税
ISBN:978-4-416-61825-7
監修:ガリレオ工房 著者:ニック アーノルド A4変形判/80ページ/定価:本体2,000円+税
ISBN:978-4-416-61826-4
監修:ガリレオ工房 著者:コリン スチュアート A4変形判/80ページ/定価:本体2,000円+税
ISBN:978-4-416-61827-1
「学んでから応用する時代ではなく、応用しながら学ぶ時代。身のまわりの課題や不思議に向き合いながら手を動かす。STEMは、デジタルネイチャー時代に必要なスキルだ。」
「STEMって何? SはサイエンスのS、TはテクノロジーのT、EはエンジニアリングのE、MはマセマティックスのM。実はこれ、AI時代に必須とされる4大学習分野で、しかも暗記ではなく、「なぜ?」と探求するのが、世界の教育の趨勢。本書はSとTとEとMの4冊シリーズのうちの最初のSにあたる。
豊富なイラストとともに、「葉っぱと光の実験!」「『生きている』って何だろう?」「骨があるのは何のため?」「火山を自分でつくっちゃおう」「バナナからDNAをとり出そう」というように、楽しく、活き活きとした知識と探求プロジェクトが紹介される。夏休みの学習に最適です!」
(日経新聞夕刊・2018年7月19日「目利きが選ぶ3冊」より)
「『クイズ&パズルでわかる数と図形のナゾ』は、雑誌「子供の科学」が出している4冊シリーズのうちの1冊。副題に「AI時代を生きぬく算数のセンスが育つ」とありますが、たしかに、じっくりと考えて楽しむことができるように工夫されています。「分数のめいろにちょうせん」「将来のために貯金の計画を立てよう」「アルキメデスの平面じゅうてんをさがそう」「クッションカバーの大きさを求めよう」といった具合に、誰でも実際にやってみることのできる問題がたくさん紹介されています。算数といっても、中高生の復習にもピッタリな本です。」
(朝日中高生新聞・2018年9月2日「テーマde Book 算数、数学を楽しく読む」より)
このシリーズのおすすめポイントはどこですか?
子供たちは学校でたくさんの勉強をしますが、その勉強が世の中でどう役だっていくか、教科書には詳しく紹介されていません。
この本を読むことで、自分が勉強したことが、実はすごく身近なところで使われていること、これからの未来をよくするために使えるんだ、ということを実感をともなって理解できるつくりになっていることです。
そこには、学校で習わないことも入っているのですが、学校で習うこと、世の中のこと、未来のこと、これから私たちが習わなければならないこと、これらの全体像が見えていくという点がたいへんおもしろいと思います。
また、科学が苦手な子にとっても、イラストが手助けになって、どんな人でも親しみやすく取り組めるのではないかと思います。
理科と数学など、分野を横断する学習もSTEMの特徴ですが、今回のシリーズで特におもしろいのはどこだと思いますか?
医療に関するページがおもしろいですね。
遺伝子や人工透析などは学校では詳しく習いませんが、これからいろいろなことが機械化されていく中、AIに置き換わっていく部分もあるとはいえ、医療に関する仕事は、心のケアも含めて、AIで置き換えられないものがあると思います。
これから発展し、寿命が100歳を超える時代に、遺伝子やバイオテクノロジー、自分の体のことなどは、知っているだけでいろいろなことにつながりを持つことができ、こうした話題を自分のこととして感じられるようになるのではないかと思います。
STEMの特徴である、「手を動かして考える」ことの大切さについて教えてください。
S、T、E、M、と学習したことが横につながって広がっていくときに、記憶に残っているかが重要です。
関係ないと思っていた分野がつながるときに、ただ机の前に座って先生の話を聞いているだけでは10%しか記憶に残らないといわれていますが、映像資料や絵がある場合、これが20~30%になります。
さらに手や五感を使い、体験をともなった場合は、脳の中で体験、言葉、エピソードなどが一体となり、このパーセンテージが格段に上がるといわれています。
つまり、記憶の「腕がいっぱい伸びている状態」になるわけです。
そして何かのときに、違う分野同士を学んだときも、この腕が伸び、パッと結びつくという記憶の仕方ができるので、手を動かすというのは非常に重要といえるでしょう。
ガリレオ工房のSTEM体験教室
第2回
微生物を利用した分析で犯人を探せ!
昨年11月に開催し、大好評だったSTEM体験教室の第2回を開催します。第1回に参加できなかった子はもちろん、理科や実験が好きな子も、この機会にSTEMを体験してみましょう。詳しい情報は下記ホームページでご確認ください。
ある事件が発生しました。犯人はお菓子工場で働く人物のようですが、まだみつかっていません。
ヒントは事件現場に残された粉。さぁ、科学の力で分析を行って犯人を探し出してみましょう!
2019年3月16日(土)、神奈川県横浜市の三菱みなとみらい技術館で、STEM体験ブックシリーズの内容を体験するイベントを開催。第2回目となる今回は、参加希望者が前回よりも大幅に増えました。たくさんの子供たちと、その保護者の方たちが参加してくれた当日の模様をご紹介します。
ガリレオ工房のSTEM体験教室
第2回 微生物を利用した分析で犯人を探せ!
ある事件が発生しました。犯人はお菓子工場で働く人物のようですが、まだみつかっていません。
ヒントは事件現場に残された粉。さぁ、科学の力で分析を行って犯人を探し出してみましょう!
まずは事件のあらましを説明するよ。
事件の状況を理解したら、いよいよ実験開始だ!
今回のイベントは、4~6人で1つのグループをつくり、協力して実験&分析を行った。初対面同士でも、お互いに声を掛け合って意見を交わしている姿がたくさん見られたのが印象的だったぞ。また次回のSTEM体験教室でもおもしろい実験を企画するから楽しみにしてね!
2018年11月23日(金・祝)に、神奈川県横浜市の三菱みなとみらい技術館で、STEM体験ブックシリーズの内容を体験するイベントを開催しました。ガリレオ工房の白數哲久先生を講師に迎え、合計で114名の子供たちと、その保護者の方たちが参加。大盛況となったイベントの様子を紹介します。
みんな集中して取り組んでくれたので、1時間のワークショップでいろいろな実験や工作を体験することができたね。STEM体験教室は今後も開催する予定なので、今回参加してくれた子はもちろん、参加できなかった子も、KoKaの誌面やこの特設サイトをチェックしてね!
ガリレオ工房のSTEM体験教室ゆらゆらうかぶ飾りで磁力のふしぎを体験しよう
書籍の内容に関連したSTEM教育体験イベントを開催します。講師は書籍の監修をしてくれたガリレオ工房の先生。この機会に、STEMを直接体験してみましょう! 詳しい情報は、下記の三菱みなとみらい技術館ホームページもチェックしてください。