- 極意1
- ハサミで紙をまっすぐ切るコツ
ハサミでまっすぐ切るのが苦手
- ハサミは大きめのしっかりしたものを使うのがよい。子供用の小さいハサミだと逆に切りにくくなってしまう。
- ハサミの真ん中あたりを使って切っていこう。ハサミを閉じきってしまわずに、半分くらい閉じたところでまた開く…を繰り返して切るときれいに切れる。
下の図の①と②を繰り返す。
- 切るための目印がないとまっすぐに切るのはすごく難しいよね。切りたい線を決めたら、紙を折り、その線に沿って切っていこう。定規と鉛筆を使って薄く線を引いていくのでもいいよ。
- 極意2
- カッターで切るときのコツ
カッターってケガをしそうだしうまく切るのが難しい…
カッターを使うときはくれぐれも自分の指を切らないように注意!
- カッターもハサミと同様にしっかりしたものを使うと安定するよ。
- カッターは鉛筆を持つように持って、刃を2~3つ分出して切っていこう。
- 切るときは刃の角度を45°くらいにして切ると切りやすいよ。
- カッターが進む方向に指を置くと指を切ってしまうので、定規を押さえる指が定規より内側に出ないように気をつけよう。
カッターを使うときは、カッターを奥から手前に引くと力が入りやすく、きれいに切れるゾ。
- 極意3
- カニの足をつくるときのコツ
極意1のように切っても、足がきれいに切れない
- カニの足のように切りたい長さがハサミの長さより短いときは、ハサミを最後まで閉じてしまおう。角の部分にハサミの先が来るようにして、しっかり切り込みを入れよう。
カニの足がきちんと1本1本切り離されていないと、進みにくくなることがあるよ。
- 極意4
- 目やハサミ、動物たちの顔を
貼り付けるときのコツ
のりがうまく使えない…いつも汚くなっちゃう
- のりを使うときは少しずつ使えばきれいに貼ることができるんだ。
のりを出しすぎると汚くなってしまうよ。
- のりがなかなかうまく使いこなせないなら、両面テープがオススメ。
きれいに貼り合わせることができる。
- 貼った後に、その場所を上からぎゅっと押さえるとしっかり貼ることができるよ。
貼り合わせる素材によって、両面テープやノリ、ボンドなど貼りやすい接着剤は変わってくるよ。工作をするときにはどんなもので貼り合わせるといいのかも一緒に考えてみよう。
- 極意5
- 空気ポンプをつくるときのコツ
紙パックがきれいにつぶせない!
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- 手順①のように紙パックを横方向につぶすときは、紙パックの角を持って押し込もう。
4つの角に指を添えてしっかりつぶそう。
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- 手順②のように紙パックを縦方向につぶすときは紙パックの上の口の部分を逆の手でしっかり支えるのがコツだよ。
- 極意6
- 穴をあけるときのコツ
穴をあけようとしてもうまくあけられないよ…
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- 大きさが決まっている穴をあけるときは、小さい穴をあけてから、その穴を少しずつ大きくしていって、ちょうどよい穴のサイズにしていくのがポイント。ここでは、空気が漏れないようにストローにぴったりのサイズの穴にする必要がある。その場合、まずは画びょうで小さい穴をあけるのがポイントだ。
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- 他のものでも穴をあけるコツは同じ。まずはじめに画びょうなどで小さな穴をあけて、鉛筆などのかたくてとがったものを使って穴を広げていこう。
- 極意7
- トレイロボット切り方のコツ
食品トレイのパーツをうまく切るには?
- トレイにパーツの型となる線が書けたら、まずはカッターで切り取っていく。ポイントは極意2と一緒だよ。
- カッターでいくつかのパーツを切り取ると、写真のように切り抜いた部分のフチが細くなって、カッターや定規が当てにくくなってしまう。そうなったら、今度はハサミを使って切り抜いていくんだ。いきなり型通りに切ろうとせずに、ざっくりと切っておいて、切りやすい形にしてからきれいに仕上げていくといいよ。
- 極意8
- トレイロボット切り方のコツ
ロボットがぐらぐらしてしまう…
- パーツ接続用の切り込みを入れるときは、ハサミの先を使うのがコツ。切り込みの幅が1~2mmくらいになるようにすると、トレイの厚みより少しきつめになって、パーツ同士をしっかりはめこめるよ。ハサミをわずかに動かして、細めの切り込みになるようにしよう。
- 今回は動かしてバランスが取りやすくなるように2つのパーツのうち片方に切り込みを入れているよね。両方に切り込みを入れるとパーツの可動域が狭くなる代わりに、パーツ同士の接続がとても安定するんだ。つくるものによって切り込みの入れ方を変えても良さそうだね。
いろいろなコツを紹介したけど、まずはやってみることが第一!
紹介した工作をもとに、さらなる作品に挑戦していこう!