このページでは、子供の科学2019年6月号特集「音声研究で迫る ことばのふしぎ」に関連した音声や動画を紹介します。誌面を読みながら活用して、「ことばのふしぎ」をより深く体験してみましょう。
のマークをクリックすると、音声や動画が再生されます。「図4・日本語と英語の母音の数」、「図8・国際音声記号」については、音声を聞くことができるサイトにジャンプします。この場合は、URLの下に掲載しているガイドを参考に音声を聞いてみましょう。
日本語は母音の数が「あいうえお」の5つだが、英語は十数個以上。言語によっては20以上のものもある。それぞれの音を区別できるか、確かめてみよう。
※[ɚ]は[ə]が変化した特殊な音でこの図表中にはありませんが、以下のURLから音声([ə]の音が[ɚ]の音に徐々に変化していく音声)を聞くことができます。
https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/1/16/Regular_and_r-colored_vowels.ogg
一部の例外を除き、世界中のあらゆる言語の音声を表すことができる記号。上の図は母音を、下の図は子音(肺気流で発するもの)を表したもの。母音の表は、上下が「口の開き具合」を、左右が「舌の位置が前寄りか、後ろ寄りか」を表している。子音の表は、縦の列が調音点(発声に使われる口の中の部分)を表し、横の行が調音法(どのように部分を使うか)を表す。国際音声記号には、この他にも、非肺気流による子音や補助記号など、多くの記号がある。
対に並んだ記号は、右側が唇を丸くして音を出す「円唇母音」を表し、左側が「非円唇母音」を表す。
対に並んだ記号は、右側が声帯を震わせる「有声音」を、左側が声帯を震わせない「無声音」を表す。グレーの欄は発音が不可能とされているもの。
このサイトでは、誌面で紹介したもの以外の音声も掲載されています。誌面で紹介した音声についてはで印をつけていますので、この印を参考にして音声を探し、いろいろな音声を聞いてみましょう。
※子音の並び方、音の分類は誌面で紹介したものと一部異なるものがあります。