「まとめる」といっても、本やネットで調べたことを書き出しても、あまり意味はない。マジックを通じてキミ自身が「何を考え」「どうやって」「何がわかったか」を書き留めるべきだ。だから、調べたことはさておき、自分の考えた言葉でどんどん書いていこう。
サイエンスマジック、楽しんでくれたかな? これらはマジックとはいえ、立派な科学実験なんだ。せっかく試したのだから、その実験結果をノートにまとめておこう。そうすれば、楽しいサイエンスマジックがすてきな自由研究に変身するゾ。ここでは実験ノートにまとめるための極意を伝授しよう。
1. 『やったこと』を大まかに記録する
「まとめる」といっても、本やネットで調べたことを書き出しても、あまり意味はない。マジックを通じてキミ自身が「何を考え」「どうやって」「何がわかったか」を書き留めるべきだ。だから、調べたことはさておき、自分の考えた言葉でどんどん書いていこう。
2. やったことについて"どうなったか"『調べたことの結果』を書く
これは、か条書きやグラフにして簡潔にまとめるといい。調べたことと結果だけを、できるだけ正確に記録するんだ。
3. 以上から『わかったこと』を書く
「オキシドールが多いと変化がはやい」とか、「ビタミンCを入れすぎると変化しない」といったこと。結果をさらにまとめる…と考えておけばいい。
4. 『感じたこと』を書く
これは結果を見ての感想でもいいし、実験しているときに思ったこと、感動したこと、発見したことなど、何でも書きとめておくんだ。あと、参考にした本やホームページがあれば、挙げておくと後で調べるときにも便利だ。
たったこれだけのことだけど、続けているとすごい記録になる。だから、自分だけの実験ノートを1冊用意しておこう。実験やサイエンスマジックを試すたびに記録していけば、このノートが一生の宝物になること間違いなし。それに、記録したことを模造紙などにまとめ直せば、自由研究の対策もバッチリ…というわけだ。
「水の色を変えるハンドパワー」マジックを例に、実験ノートにまとめてみたゾ。
ノートに必要なポイントを紹介しよう。